ファッション誌を読んでみた

街行く人たちの服装を見ると、色彩豊かな花を見ている気分になる。

 

特に街中だと花の種類の豊かさが増す。

 

花を花たらしめんとするものは何だろう。

 

私の心を動かす直接的な要素は何なのか考えた時、それは服だと考えた。

 

 

1.服から見る風情(日常)

 

街に出るといろんな服があって、仕事の服やプライベートな服(家族と一緒に過ごす服や友達と一緒に過ごすための服)などあれば、季節感を感じる服もある。

 

とりわけ季節感を感じる服は良い。夏が来ると薄着の服を着たり、浴衣を着たり、そういう服を見ると「ああ、もうそんな季節なのか」と社会人一年目でも感じる。

 

これが風情と呼ばれるものなのかもしれない。

 

服を眺めると、その人の背景が見えてくるのも面白い。

 

もちろんあくまで予想の域を出ないが、この人はなんで観光スポットでスーツを着ているんだろう、この人はなんで暑い時期に長袖を来ているんだろう、という背景を予想すると楽しい。

 

もしかしてこの人は観光客じゃなくて従業員かもしれない、いやそれとも現地の人かな?とか、この人はここまで車で来たんだろうか、屋内のショッピングモールとかだと寒がりにとっては居心地が悪いから長袖にしているんだろうか、とか。

 

名前を知らない人でも、その人の服装からその人の背景が窺えるのは面白いものだ。

 

2.女性服について感じる事

 

ところで、かわいい女性服を見ると感動するのは私だけだろうか?

 

女性服は種類や色の組み合わせが一律ではないため、まるできれいな花を見たかのような感動を覚えてしまう。

 

女性は体形に合った服を選ぶのが大変だ、と家族(主に妹)から聞いた。

 

実際、買い物に付き合わされると時間が長くとても大変な思いをする。

 

しかし、その体形のパターンの複雑さが、服の種類の多様化に発展し、人で賑わう街が華やかになっていったのかと思うと女性服万歳である。

 

さらにいうと、女性服は流行の周期が男性服と比べ速い。

 

一般男性からしてみるとなぜかわからないが、流行を追っている女性の方々はホントにたくましいと思っている。

 

おそらく男性は「コレ!」と決めた服があればそれで十分な生き物なので服にかける時間やお金は総合的に少ないのだが、女性の流行を意識しながら自分に合った服を見繕う努力は絶対馬鹿にできないものだと思うのだ。

 

3.本題:女性ファッション誌を読んでみる

 

しかし、私が女性服に対して敏感な心を抱いているのは、見慣れてないだけなんじゃないか、とも思う。

 

確かに私は女性づきあいがほとんどなく、さらにインドア派を名乗れるくらいには普段家にいる人なので、女性服に目が慣れていないというのは事実であろう。

 

というわけで先日、私は女性用ファッション誌「non-no」を購入してみた。

 

これで私も女性服は何たるかを理解できるかもしれない・・・

 

女性服の耐性を得たい思いと、女性服への興味が合わさって、私はついに雑誌を読んでしまった。

 

4.【まとめ】情報量がすごかった

 

ここからは私が女性ファッション誌を読んで得られたものについてまとめてみる。

 

・何度見ても新鮮なくらいモデルや服、小物のパターンが多かった。

・雑誌のレイアウトと情報量がよかった。こういうのを何度も見るだけでプレゼンシートのレイアウトがうまくなる気がする。

・個々の写真で見るとカラフルだけど、全体通してみると色のベースは決まってる・・・?

・知らない言葉がたくさん、情報量に対して頭に入る情報が少なかった

 

結論から言うと、情報量が凄く多かった。

 

写真からの情報、その周りの文字での情報、それらをうまくまとめているページのレイアウト、見やすくて読み込めるすごい本でした。

 

ちなみに女性服の耐性は得られなかった。今一度見返してみても新鮮な気分で美しいと感じる。

 

まあ、本を読むときは何かを期待してはいけない、なんて言われるくらいですしね。

 

また別の視点でいろんな収穫が得られたので私としては満足だ。

 

女性服に感動を覚えるような男性にはぜひ一度女性ファッション誌を読んでみてはいかがだろうか、というのが個人の思いだ。

 

別に押すわけではないが、選ぶ際は「non-no」をお勧めする。

 

逆にあまり選ばないほうが良いかもしれないものに「小悪魔ageha」がある。

 

書店内でパラパラめくってみたが、少し刺激が強かった。

 

私のような人には不向きだが、これが武器になる人も一定数存在すると思うので、そういう人はぜひ買っていただければと思う。

 

話が変な方向に行ったが、本には未知が詰まっていることを改めて思ったいい機会だった。

 

このような経験は今後とも積んでいきたい。

 

おわり。