読んだ本を紹介したい(検討プロセス)(Instagramライブ配信)
これは、本を紹介するなら何に気を付ければいいのか、検討するためのプロセスをまとめたものだ。
動機は触れず、初めて配信で本を紹介するならどんなものにするべきか、この点について考えてみる。
記事で本を紹介するのとは違う感覚になるだろうし、配信の事をできるだけ想定して、どんな本を選んでどのように人に話していくか、考えてみる。
正直、この記事はどんな人の役に立つかはわからない。
しかし目を通していただいて、何かを考える一助になればいいと考えている。
自由に書こうと思うので、そこはご容赦いただきたい。
1.名作か、知識本か、心に響く本か
配信に来てくれる相手を想定できない場合、紹介する本は誰もが興味を持てる内容であるべきだと思う。
しかし、今回来る人は「建築」について理解がある人がほとんどだ。
私が読んだ本の大抵は通ずるだろう。
(本棚を見て考え中・・・)
(一冊、「坊ちゃん」が気になったので手に取って少し読んでみる)
選ぶのに困ったが、この本が良いかもしれない。
誰もが知っている夏目漱石の小説。
私が主人公に対して強く共感を覚えた本。
かつ、建築にも通ずる話があったりする。
漱石が建築を志した話を載せた本(建築家と小説家)へ話を広げることもできそうだ。
漱石が美術的な事が好きだ、という話は意外と知られていないだろう。
また、子どもや愛について触れた本(愛着障害 子ども時代を引きずる人々)にも話の展開ができそうだ。
展開の仕方はまだまだ考えられる。
時代背景から、明治のひとつ前の時代・・・江戸の時代小説(きたきた捕物帖)の話をしてみても良いかもしれない。
この話は読みやすく、作中で本をつくるために幼い主人公が頑張るシーンがあるので、ものづくりに興味がある人は楽しく読めるかもしれない。
名作繋がりで、建築にも明るい作家はまだまだいるので、例えば(陰影礼賛)に触れるのもいいだろう。
よし、今回は「坊ちゃん」について話すことに決めようと思う。
2.感情の共有方法はどうする
一番の問題である。
こんな本があるよ、と紹介するだけならだれにでもできる。
しかし、せっかく紹介するのなら「その本読んでどうだった?」という質問が来た時にしっかり答えて見せたいものだ。
そこで「すごくおもしろかったよ!」を、如何に楽しそうに、自分の言葉を交えて話せるかが勝負所である。
せっかくのライブ配信だ。
話している最中の顔は、つまらなさそうになってはいけないだろう。
「へへへ・・・」と常時薄気味悪そうな笑顔を貼っておくくらいがちょうどよいかもしれない。
そして、もう一度「坊ちゃん」の読み込みをした方がよさそうだ。
坊ちゃんの時代背景は、正直各々で調べてほしい、というのが本音だ。
しかし、自分がある程度背景や面白さを理解していないとあまり面白い話はできないだろう。
もちろん、話のベースは自分が感じたことだ。
補足程度に知識を身に着けるくらいは、誰かの解説動画を見て勉強してみようと思う。
3.【まとめ】紹介する本は自然と決まる、どうやって説明するか考えるのが大変だ
紹介する本の選定は早い段階で決まった。
どうやって説明するかはまだ準備不足の様だ。
そもそも、名作とよばれる本ほど、多角的に見れるものはない。
なので、自分の観点でどう紹介するか、しっかり軸をブラさずに説明できるかだポイントだろう。
何日後になるかわからないが、来週中には話せるよう準備を進めておくこととする。
また、考えをまとめたくなったらブログをつかって整理しようと思う。
ここまで読んでくれた人がいるのなら、どのような視点でもいいので意見が欲しいものだ。
アンチなコメントも、軽い「いいね」なコメントも立派な意見なのでぜひ教えてください。
と、今回はここまで。
おわり。