街の書店(あったらいいなと思うもの)

ゆるい記事を書きたくなった。

 

そこで、あったらいいなと思うものについて書いてみようと思う。

 

ドラえもん、何とかしてよ~」という気分で書いているので、読んでる方々には気軽に楽しんでもらえたらと思う。

 

よろしくお願いします。

 

 

1.徒歩圏内の距離にある小さな書店(営業時間5:00~21:00)

 

今時そんな建物が地方の住宅街に乱立しているとは到底思えない。

 

しかし、このような存在は必要不可欠なのでは、と思う。

 

ここで私が「あったらいいな」とおもう要素を挙げてみようと思う。

 

・立読み可能(店主は黙認)

 

・レンタル可能(安くできる)

 

・店主が長いこと店番を続けている(客の顔を覚えている)

 

・中はそこまで広くない

 

・蔵書は多くないが、店主が選んだ本が並んでいる

 

・店主が客に本をお勧めできる

 

・座れる場所はない(店いっぱいに本棚があるイメージ)

 

・最低限学校で必要になりそうな文房具とか売っている

 

・店主の性格が、客が読んだ本について話してくれるのを聞くのが好きな性格

 

と、こんな感じだろうか。

 

ここからは私が何を意識したのかについて書いてみようと思う。

 

2.図書館や大型書店には無い良さが欲しい

 

具体的にはこんな感じだ。

 

・家から近い

 

・町ごとに書店の特色がある

 

・本の管理が厳しくない

 

・店員と気軽に話せる

 

・人と人が本でつながる、本で救われる効果を最大限に活かしたい

 

・雑念(喫茶店や居座る人の存在)が無い

 

・読んだ本について話せる人がいる

 

・地域からの根強い人気があってほしい

 

これらをうまくまとめることはできないが、私は「現代」に「人との距離感が近い書店」があったら絶対面白いのにな、と思っている。

 

3.そういう書店は少し前までは普通にあった(?)

 

親の世代、祖父母の時代まで遡ると、街の本屋さんというのは意外と多いものだったらしい。

 

しかし当時はインターネットもなければ運送技術も未発達。

 

本に対する利便性だけが残ったのが当時の街の本屋さんだったんじゃないかと予想する。

 

さて、インターネットや運送技術、さらにはたくさん本を製造する技術が発達した現代において、そんな本屋さんは見られるだろうか。

 

私はただ見てみたいだけなのかもしれない。

 

今の技術でそんな書店が経営されれば、もっと楽しい生活が過ごせるんじゃないかと思う。

 

そこには利便性はないが、本が持つ可能性がある。

 

人は本に知識を求めるケースと、救いを求めるケースがあると考えているが、つらい時ほど本に求めるのは救いだろう。

 

本をあまり読まない方には信じてもらえないかもしれないが、本を読んで救われることはある。

 

人が曲を聴いて救われる感覚に近いかもしれない。

 

それくらい普通なことなのに、音楽は聴きやすい世の中なのに、未だ本は読みづらさが残っているように感じる。

 

4.【まとめ】本は手に取り、人とつながる面白さがあるはずだ

 

アマゾン等のおかげで、購入の利便さは語るまでもない。

 

電子書籍もあるので、価格が下がって買いやすくなった事実もあるだろう。

 

しかし、このような体制には限度があると考える。

 

それだけでは本の魅力は人に通じない。

 

本の大きさについて考えたことはあるだろうか。

 

大きくて分厚い本を見ただけで、私はワクワクしてしまう。

 

本の装丁について気にしたことはあるだろうか。

 

手に取って、普通の文庫本と違うだけで「なんだこの本は」と楽しくなってしまうものである。

 

人が本について語っている時間を体験したことはあるか。

 

友人が「この本面白いよ」と話してくれる時間はとても素敵ではないだろうか。

 

友達なんているか、と思った方かつ、建築に携わる方には、ぜひ雑誌「新建築」のコラム「建築家のライブラリー」を読んでいただきたい。

 

これで少しでも楽しいと思えたら、それが本のもつ魅力の一部分であることを知ってほしい。

 

本による生活へのアプローチはまだまだ発展の余地があると思う。

 

そこで私は改めて問いたい。

 

今の時代、「街の書店」がたくさんあったらすごいことにならないか?